佐久市のアスベスト解体|事前調査から施工まで小林総建が完全解説
最終更新日:2026年07月28日

佐久市には戦後から高度経済成長期に建てられた住宅・事業所が多数残っており、アスベスト(石綿)を使用した建物が少なくありません。解体工事の際には法令に沿った適切な対応が不可欠であり、2026年現在は事前調査の義務化・有資格者対応・行政報告が定着しています。手順を誤ると法的罰則の対象にもなりかねません。
本記事では、長野県小諸市を拠点に佐久市エリアで多数の解体実績を持つ小林総建が、アスベスト含有建物の調査から工事完了までの全工程を詳しく解説します。弊社の業務案内ページも合わせてご参照ください。
目次
執筆者プロフィール
小林総建
長野県小諸市を拠点に、佐久市・軽井沢町をはじめ県内各地で解体工事を専門に手がける会社です。木造・鉄筋・RC造など幅広い構造に対応し、アスベスト含有建材の除去・処理を含む特定解体工事の施工実績を多数有しています。産業廃棄物収集運搬業許可を取得しており、法令に基づいた適正処理を一貫して実施しています。地域の安全と環境保護を最優先に、佐久市をはじめ長野県全域のご依頼に対応しております。
アスベストが及ぼす健康リスクと佐久市の現状

アスベスト(石綿)は耐火・耐熱・絶縁性に優れ、高度経済成長期を中心に多くの建材へ使用されてきました。しかしその微細な繊維を長期間吸入すると、中皮腫・肺がん・石綿肺といった重篤な疾患を引き起こすことが明らかになっています。潜伏期間が10〜50年と非常に長いため、解体工事現場での飛散防止が今なお最優先事項とされています。
佐久市は長野県東部に位置し、北陸新幹線の停車駅を持つ人口約10万人の地方都市です。昭和30〜50年代に市街地が急速に発展した経緯があり、当時建てられた木造住宅・店舗・公共施設が現在も多数残っています。これらの建物には断熱材・吹付材・スレート材などにアスベストが使用されている可能性が高く、解体前の含有確認が欠かせません。
特に佐久市では近年、相続による空き家の解体や、老朽化した商業施設の建て替えに伴う解体依頼が増加しています。築40年以上の建物を解体する際は、アスベスト含有の可能性を前提に計画を立てることが重要です。
2026年現在の法改正ポイント|大気汚染防止法の強化内容
2022年4月に施行された大気汚染防止法の改正により、解体・改修工事前の石綿事前調査がすべての建築物に義務付けられました。それ以前は面積要件による適用除外がありましたが、改正後は規模を問わず全工事が対象となっています。
さらに2023年10月1日からは、調査を実施できるのが「建築物石綿含有建材調査者」の有資格者に限定されました。2026年現在は調査結果を石綿事前調査結果報告システム(SARVIS)を通じて長野県知事に電子報告する義務があり、報告義務違反・虚偽報告には30万円以下の罰金が設けられています。
2023年10月以降、調査は「建築物石綿含有建材調査者」の有資格者が実施しなければなりません。無資格者による調査は法令違反となり、工事の停止命令を受けるケースもあります。依頼する解体業者に有資格者が在籍しているかを必ず事前に確認してください。
事前調査義務化の対象と調査の流れ
事前調査の義務対象は、①建築物(住宅・店舗・事務所など)の解体工事全般、②床面積80㎡以上の改修工事、③請負金額100万円以上の工作物(煙突・タンクなど)の解体・改修工事です。個人が行う小規模な解体でも原則として除外されません。
調査は「書面調査」と「現地調査」の2段階で実施されます。書面調査では設計図書・施工記録・材料の使用記録を確認し、含有が否定できない場合は現地で目視・採取・分析を行います。
佐久市でのアスベスト解体工事|具体的な流れ

佐久市でアスベスト含有建物を解体する際の工事フローを段階ごとに解説します。各工程を法令に沿って適切に実施することが、安全な施工と法令遵守の両立につながります。
STEP 1|事前調査
有資格者による書面調査・現地調査を実施。アスベストの含有有無・使用箇所・レベルを確認し、調査結果をSARVISで長野県知事に報告します。
STEP 2|長野県への届出
工事開始の14日前までに長野県へ特定粉じん排出等作業の届出を行います。小林総建では届出の代行対応も可能です。
STEP 3|近隣住民への事前説明
工事内容・期間・飛散防止措置について近隣住民へ説明します。佐久市の住宅密集地では特に丁寧な対応が求められます。
STEP 4|養生・負圧隔離
作業区域を密閉し、外部への飛散を防止する負圧隔離養生を設置します。飛散防止において最も重要な工程です。
STEP 5|アスベスト除去・集塵・回収
専用保護具を着用した有資格者がアスベスト含有建材を除去・集塵・回収します。除去後は空気中の石綿濃度を測定し、基準値以下であることを確認します。
STEP 6|一般解体工事・廃棄物処理
アスベスト除去完了後に一般解体工事を実施。廃棄物はマニフェストで管理し、特別管理産業廃棄物として適正処理施設に搬入します。
費用の目安と内訳|佐久市エリアの相場
アスベスト解体工事の費用は、建物の種類・規模・アスベストのレベル(吹付材・成形板など)によって大きく変動します。以下は一般的な費用項目と目安をまとめた表です。最終的な費用は現地調査を経たお見積もりでご確認ください。
佐久市は比較的平坦な市街地が多い一方、郊外や山間部では道路が狭く重機の搬入が困難な現場もあります。こうした立地条件によって費用が変動するため、必ず現地調査を経た詳細見積もりで確認することをおすすめします。
信頼できる解体業者を選ぶ5つのチェックポイント

佐久市でアスベスト解体を依頼する業者を選ぶ際には、以下の5点を必ず確認してください。業者選びの失敗は、法的トラブルや健康被害リスクに直結します。
有資格者が在籍しているか
建築物石綿含有建材調査者の在籍を証明書で確認してください。無資格者による調査は法令違反です。
産業廃棄物の許可を取得しているか
産業廃棄物収集運搬業許可および処分業許可の取得状況を確認してください。許可なく廃棄物を処理する業者は不法投棄のリスクがあります。
見積書が項目ごとに明示されているか
調査費・除去費・廃棄物処理費が項目ごとに明示されているか確認してください。「一式」まとめの見積もりは追加費用トラブルの原因になります。
佐久市エリアでの施工実績があるか
佐久市など長野県内での施工経験が豊富な業者は、地域の行政窓口とのやりとりや近隣事情にも精通しています。
届出・申請を代行してくれるか
長野県への事前届出の代行対応が可能かを確認してください。施主が自ら手続きするケースもありますが、業者に一括依頼できると手間が大幅に削減できます。
まとめ
佐久市でアスベストを含む建物を解体する際は、①有資格者による事前調査、②長野県への事前届出、③適切な飛散防止措置、④廃棄物の適正処理という4つの法令対応が基本となります。2026年現在、規制はさらに厳格化されており、対応を誤ると工事停止や罰則の対象となるリスクがあります。
小林総建は長野県小諸市を拠点に、佐久市をはじめ県内各地でアスベスト含有建材を含む解体工事を手がけています。有資格者による事前調査・届出代行・安全な除去作業・廃棄物の適正処理まで一括してお任せいただけます。佐久市での解体工事実績は施工実績ページでもご確認いただけます。アスベスト解体のご相談はお気軽にお問い合わせください。
佐久市での解体工事をご検討中の方は、小諸市の家屋解体・アスベスト対応について詳しく解説した記事もあわせてご覧ください。



